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カカオ豆の約70%以上がアフリカで生産されているその特殊すぎる理由とは?


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もぐもぐ。ソラジロウです。

 

チョコレートを毎日食べている中で味の評価をするって改めて本当に難しいと思いますね。

グルメ番組のレポーターって本当に大変なんだな~と改めて思っているソラジロウですが、世界にはまだまだ食べたことがないチョコレートがたくさんあります。

でもよく考えてみると世界のカカオ豆の生産国って殆どがアフリカなんですよね。主な原産国だってこと知っていましたか?

今回は何故アフリカが生産国として多いのか?カカオ豆の特殊すぎる生育環境から世界のカカオ豆の生産状況まで深く探っていきましょう。

 

ある条件を満たさないと生育できないカカオについて

カカオベルト

皆様は「カカオベルト」という言葉をご存知でしょうか?

カカオという植物は大変特殊な環境でしか生育できないデリケートな樹木で高温多湿を好み熱帯でしか生育できない珍しい植物です。

しかも赤道を挟んで北緯20度から南緯20度のその間でしか育つことが出来ない特殊な植物です。ただその範囲内であってもどこでも育つというわけではありません。光度30~300m、年間平均気温が27度以上で気温差が極力少ないこと。年間降水量は最低でも1000mm以上であることなど生育環境をかなり限定するのです。

熱帯植物はたくさんある中でここまで生育環境を限定する植物も大変珍しいと思います。カカオベルトというのはカカオが育つことが出来る地帯のことを指していたのです。

条件を満たす国の多くはアフリカが中心

カカオは特別な条件が満たす国でしか栽培ができない繊細な植物です。なので日本での生育は不可能と言えますね。

沖縄なら大丈夫じゃない?と思われるかもしれませんが、高度と気温が条件を満たしておりません。沖縄でも27度を下回る月があったりしますのでカカオはやはりカカオベルトの中でしか育つことが出来ない特別な植物なのです。

ではカカオベルトの中で、特別な条件を満たす国はどこにあるのでしょうか?

  • 中南米
  • 西アフリカ
  • 東南アジア

大きく見るとこの三箇所が挙げられます。

西アフリカは地域ではコートジボワール、ガーナ

中南米ではエクアドル

東南アジアではインドネシアなどがカカオ豆の原産国としてはとても有名で日本もたくさん輸入しております。

世界のカカオ豆年間生産量は約404万トン

世界40カ国以上に及ぶカカオ豆の年間生産量は約404万トンです。(2015年)

生産量の中でコートジボワール、ガーナ、インドネシア、エクアドル、カメルーン、ナイジェリア、ブラジルという主要7カ国で世界の総生産量の約89%を占めているのが現状です。

生産地域で見るとアフリカが最も多いことがわかりますね。次に多いのが中南米、アジア、オセアニアとなります。

ちなみに2015年度の世界小麦年間生産量は7.2億トン、世界とうもろこし年間生産量は9.9億トンですからカカオ豆の404万トンはいかに少ないかがわかると思います。それだけカカオ豆は大変貴重なのです。

 

カカオ豆の日本の輸入量は約4万トン

カカオ豆 輸入

世界のカカオ豆の年間生産量は約404万トンということがわかり大変貴重な作物ということがわかりましたが日本へはどのくらい輸入されているのでしょうか?

調べてみると2015年度で日本へのカカオ豆輸入量は約4万トンということが分かり、ちなみにコーヒー豆は約50万トンが日本への輸入されております。コーヒー豆の世界年間生産量は約900万トンですので本当にカカオ豆は貴重なんですね。

カカオ豆の需要が年間3%ずつ増加

カカオ豆の価格は年々増加傾向にあるようで2013年春頃から本格的に高騰しているようです。

要因はアジアを中心とした新興国での需要が毎年3%ずつ増加しているのが要因でカカオ豆の生産が追いつかないことなどが挙げられます。

そのためカカオ豆の供給情報について不安な声も上がっており、これからチョコレートが値上がりする可能性は十分考えられますね。私にとってこれは大問題です!

日本のカカオ豆輸入量の約71%はガーナ産

日本へのカカオ豆輸入量の約71%を占めるのがガーナ産のカカオ豆です。

しかし世界の年間生産量からすると一番多くカカオ豆を生産しているのはコートジボワール、ベネズエラ。何故ガーナ産が一番輸入されているのでしょうか?

一番の理由としては品質です。ガーナ産のカカオ豆はコートジボワールやベネズエラよりもカカオ豆の品質がいいのでガーナ産のカカオ豆を日本は大量に仕入れているというのです。

では残りの約29%はどこの国のカカオ豆が輸入されているのでしょうか?かなり細かいのですが、エクアドルやベネズエラなどいろいろな国のカカオが輸入されております。

ということはかなりのマニア向けに輸入されているんでしょうか?w私のようなチョコレート大好き人間のために輸入していただいているんだとすれば頭が下がる思いですm(_ _)m

ちなみにどこの国のカカオ豆がどのくらい日本へ輸入されているのか気になる方は日本チョコレート・カカオ協会のホームページをご覧になってみてください。詳しく記載されておりますよ。

 

日本でカカオの樹をご覧になりたい方向け

日本での栽培は不可能なカカオの樹ですが、研究目的や植物園で生育を行っているところはあるようで、以下のところでご覧になることが出来るようです。

秋田県立農業科学館

新宿御苑大温室

京都府立植物園

高知県立牧野植物園


施設によっては年に一、二度カカオ豆を収穫してチョコレート作り~なんてイベントを行っているところもあるようなので、お近くにお立ち寄りの際は覗いてみてはいかがでしょうか?

ちなみに日本全国30箇所くらいの植物園でも見えるそうなのでどうしてもご覧になりたい方はお調べてなってみてください。

 

カカオ豆の輸入まとめ

では今回学習したカカオ豆の輸入についてまとめてみましょう。

  1. カカオ豆の世界生産量の約70%はアフリカで生産されている
  2. カカオ豆の起源である中南米では現在それほどカカオ豆の生産量が多くない
  3. カカオ豆の生産国は約40箇所以上あるが、主要7カ国で世界のカカオ豆総生産の約89%を占めている
  4. 日本でのカカオ豆輸入量のトップはガーナ産
  5. 世界のカカオ豆生産量トップはコートジボワール
  6. カカオはカカオベルトの中で、しかも特殊な環境の中でしか生育できない
  7. カカオ豆の価格は年々高騰している

これら7つですがチョコレート好きにとって、とても重要な問題で見過ごすわけにはいきません。ただ自分で育てるわけにはいかない植物なのでアフリカを中心としたカカオ豆の生産体制の強化を国単位で行って頂くしか消費者にはどうすることも出来ない問題です。

ただカカオ豆たっぷりのチョコレートをしっかり食べることで生産国を応援していることにも繋がると思いますので、チョコレートを食べながら生産者のことを考えてみることも重要だと思いました。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。また新しい情報が出てきましたらお知らせしていきたいと思います。


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