明治チョコレート

いよいよ日本のチョコレートが海外へ!大正時代は海外進出の時代でもあった!


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もぐもぐ。ソラジロウです。

 

日本のチョコレートがいよいよ海外へ向けて輸出されます。

と言ってもそれは大正時代の話!

大正時代のチョコレートとはどんなチョコレートだったのでしょうか?

色々なブランドが生まれる時代で皆さんも知っている2大メーカーも誕生します。早速一緒に学習していきましょう。

 

 

森永製菓のチョコレートが海外へ

大正時代 東京

1909年に板チョコレートの製造販売を始めた森永製菓ですが、1912年(大正元年)になると国産チョコレートを海外へ輸出するため事業を拡大していきます。

最初は板チョコレートではなくチョコレートクリームだったのですが、満州(現在の中国東北部)、中国、南洋各地へ輸出されていくのです。

それにしても板チョコレートの製造販売から三年足らずで海外へ目を向けているのは本当に凄いことですよね。国内では商売にならないと決断したんでしょうがものすごいことだとソラジロウは思います。

森永製菓の創業者 森永太一郎氏も日米堂芥河商店の名でチョコレートを製造開始した芥河洋造氏もアメリカでチョコレート製造技術を習得したのですから、日本と海外との差を肌で感じたはずです。海外へ日本のチョコレートを輸出したい!と考えても不思議ではありません。

戦争がチョコレートを拡大させた?
第一次世界大戦

出典:ウィキペディア

日本国内でのチョコレートの販売はかなり難しかったのですが、ここでチャンスが到来します。それは第一次世界大戦です。

日本は欧米参戦国へ軍需用品等を供給していて未曾有の好景気になったこともあり、チョコレートや菓子など消費者へ販売しやすい土台が出来つつありました。

戦争がチョコレートを拡大させ飛躍的な発展を遂げさせた原因となっているのは何とも言い難いものがありますね。第一次世界大戦がなければ今のチョコレート事情が変わっていたのかもしれないと考えると複雑な気持ちになります。

更に日本にとってとてもラッキーなことが続きます。それはヨーロッパ各地から東洋、南洋諸国に輸出していたチョコレートやビスケット、キャンディーの販売検討が日本にもたらされたことです。

このことが日本の菓子産業を一気に拡大させることになります。ヨーロッパ諸国の手中にあったものが日本に転がり込んできたわけですからこの機を逃す訳にはいきません。

明治製菓もチョコレート業界に参入
明治チョコレート

出典:明治製菓

日本でのチョコレートメーカーは増えていきましたが、まだまだ市場と規模ではなく中小企業というくらいに小さなものでした。

そんな中、1916年(大正5)10月に東京菓子株式会社、12月に大正製菓株式会社が製菓事業に参入します。この二社は翌年3月に合併します。この会社が後に明治製菓株式会社となるわけです。

明治製菓株式会社は最初、製糖メーカーとして業務を行っておりましたが、もっと砂糖の製造と消費を促すために菓子業に参入しようとしていたようで、菓子を作れば砂糖をたくさん使うというイメージでいたのではないでしょうか?

ただ背景にはチョコレートの輸出もありますので、技術スタッフをアメリカへ派遣し一年間に渡ってチョコレートの製造技術を習得させたり、イギリス、フランスへチョコレート業界の視察をさせたりと色々と活動していたようですね。

大正時代のチョコレートの価値は?

板チョコレート

森永製菓や明治製菓などの日本を代表する菓子メーカーがチョコレート業界に参入したのですが、それでもカカオ豆が大変高価だったことからチョコレートの価格は高く大変な贅沢品でした。

ちなみに大正時代に大福が大体一個0.5銭で購入できたのですが、チョコレートは一枚購入するのに10銭もしたので一般庶民には届かない贅沢品です。

大卒初任給が月収50円、日雇い労働者の一日の給料が2.1円、工場で働く女工の給料が一日20銭という収入でしたので、いかにチョコレートが高価なものだったのかわかると思います。

チョコレート工場がどんどん建設される

1918年に森永製菓が東京田町にチョコレートを工場を建設し、1926年には明治製菓が神奈川県川崎に工場を立ててカカオ豆からの一貫製造に着手するなど目まぐるしく変化していきました。

ただ最新の機械を導入しても機械を使える人間が社内にいなかったので、海外から外国人技術者を国内に招いたり社員を海外研修に派遣してチョコレート製造技術の習得に力を注いだりして両社ともチョコレート製造業を少しずつ拡大させていきました。

今までチョコレート自体を輸入してチョコレートを加工して販売していたスタイルからカカオ豆からチョコレートを日本国内で作るスタイルへと変化させたことは大変意味があることで、この努力がなければ今日私達が目にしているチョコレートは無かったということになります。
当たり前にスーパーでよく見るチョコレートも、こうした背景がわかるととても興味深いものだと分かるのが面白いですよね。

ともあれ森永製菓と明治製菓が頑張ってくれたおかげで日本で大量にチョコレートを製造し、海外への輸出も増えて至ったわけですから、日本でのチョコレートの消費もかなり加速したと思います。

 

 

大正時代のチョコレートのまとめ

大正時代のチョコレートでしたが、いかがだったでしょうか?

第一次世界大戦がチョコレートを拡大させ、森永製菓と明治製菓という2大チョコレートメーカーが誕生した背景には戦争という好景気に沸いた世界的な事情もあったということもわかりましたね。

海外でチョコレート製造技術を習得していただいた方も情熱を持って取り組んでいたと思いますので、その偉業が今日のソラジロウの楽しみにつながっていることを考えるととても興味深い出来事だったんだな~と思ってしまいます。

明日から有難くチョコレートを食べるようにしたいですね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 


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