もぐもぐ。ソラジロウです。
皆様はマンディアンというチョコレート知ってますか?薄く伸ばしたチョコレートの上に色とりどりのトッピングを載せて作る、とても可愛いチョコレートなのですが、そのトッピングの本当の意味を知っている方は少ないと思います。
今回はマンディアンのルーツとトッピングの意味を学習していきましょう。
マンディアンってどんなチョコレートなの?
マンディアンというチョコレートを簡単に説明すると、薄く伸ばしたチョコレートの上にトッピングを載せたものになります。
見た目も可愛いですし、一口サイズになっているので食べやすく、造り手もいろいろなデザイン、トッピングで私達を楽しませてくれるチョコレートです。
手作りチョコレートでも人気が高く、バレンタインデーで作られるチョコレートでもあるとソラジロウは思っております。
マンディアンの生まれ故郷は?
マンディアンが生まれたのはフランス アンザス地方です。アンザスはドイツとスイスの国境付近を流れるライン川沿いに広がる平原地帯で歴史も古く、両国の文化も混ざりあっているのが特徴です。
良質なぶどうが取れることからワイナリーもたくさんあるので、そのアンザスワインという名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
マンディアンはボンボンショコラ?
マンディアンは一口サイズのチョコレートなので、ボンボンショコラの仲間ではないかと思っております。
ボンボンショコラというと中身は食べるまでわからないという形のチョコレートがたくさんあると思いますが、ボンボンショコラ自体「一口サイズのチョコレートの総称」なので、マンディアンもボンボンショコラの仲間で良いのではないかと思っております。
マンディアンは中身が見えるボンボンショコラではないかとソラジロウは考えておりますが、皆様はどうでしょうか?
マンディアンのトッピングの意味
現在ではマンディアンのトッピングは様々なフルーツやチョコレート、グミなんかも載せて華やかですが、フランス生まれのマンディアンの本来のトッピングは以下のようなものでした。
- アーモンド
- ヘーゼルナッツ
- 干しいちじく
- レーズン
このトッピング4つになります。どうしてこの4つになったかというと、托鉢修道会(ドミニコ会、フランシスコ会、聖アウグスチノ修道会、カルメル会)の修道服の色にちなんでいると言われております。
ちなみに托鉢とはお坊さんが持っている鉢のことで、信者の家々を回り、生活に必要な最低限の食料を乞う修行の際に使用するものです。托鉢修道会も似たようなことをしていたようで、俗世間から離れ、土地や富を蓄えることを否定し、都市や農村を歩き回り、信者から寄付のみで生活をしながらキリスト教の教えを忠実に守る修道士達の集まりだったようで、今はそのような行為はしていないのだそう。
おそらくこのマンディアンが出来た理由は、当時、教会批判を行っていた批判者を裁判にかけたり、魔女裁判をする際に先頭に立って活動していたことから、4つの修道会の結束を表すために、こういったチョコレートを作ってアピールしたのではないかとソラジロウは考えております。
気になった修道会の服の色ですが、現在はドミニコ会の修道士の服は白色、フランシスコ会の修道士の服は茶色、聖アウグスチノ修道会の修道士の服は白色、カルメル会の修道士の服は黒色となっており、写真で見た限りでは黒だったり白だったり決まりがあるのかないのかよくわからない状況でした^^;
もし今、マンディアンのトッピングを服の色で考え、チョコレートに載せたら当時のマンディアンよりも、もっと白黒のマンディアンが出来たと思いますw 当時はもっと華やかだったのかな?
まとめ
マンディアンの詳細情報がちょっとわかったので、チョコレート検定ではバッチリ点数を稼げますね。ポイントはマンディアンのトッピング種類とその意味です。これさえ覚えておけば試験は怖くありません。
それにしてもマンディアン一つで深い歴史まで掘り下げることが出来るなんて、チョコレートは本当に奥が深いお菓子なんですね。皆様も美味しいマンディアン作ってみてくださいね。ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。