もぐもぐ。ソラジロウです。
先日、神戸に遊びに行った際、色々なチョコレートを物色しお土産に持って帰ってきたのですが、その中の一つが面白いボンボンショコラだったので、今回チェックすることに致しました。
神戸が誇る老舗ショコラブランド「ゴンチャロフ」のボンボンショコラを一緒にチェックしていきましょう!
神戸で生まれて95年!老舗ショコラブランド「ゴンチャロフ」とは?
ゴンチャロフは1923年創業の老舗ブランドでボンボンショコラの他にも、サクサク食感のコルベイルやプルーツ果汁たっぷりのパート・ド・フリュイも作っていて、神戸の人々に長く愛されているブランドです。
神戸で生まれたゴンチャロフですが、全国の有名デパートには必ず入っているというほどの有名ブランドで、「ウィスキーボンボン」発祥と言えば、スイーツに詳しくない人でも分かるのではないでしょうか?
そうなんです!ウィスキーボンボンを日本で初めて製造販売したのがゴンチャロフと言われていて、アルコール入りスイーツはお手の物というわけなんですね~ソラジロウもボンボン大好きです♪
ゴンチャロフ「ブーケ ド ショコラ デセール」をチェック!
さて気になるゴンチャロフのボンボンショコラをチェックしていきましょう!
赤いリボンがかなりのセンスを感じさせますね~プレゼントではないのですが、標準で付けてくれるので誰かにあげたくなったら便利ですよね。
以前、外国語で書かれた原材料がありましたが、今回は日本語でホッとしておりますw
これなら何が入っているか一目瞭然ですが、ボンボンショコラは毎度のことたくさんの原材料を使用しており、これだけの素材を集めるだけでも相当大変だな~って思ってしまいます。だから結構な価格のボンボンショコラもあったりするのですが、ゴンチャロフのボンボンショコラは庶民向けで低価格なのでお土産としてもベストだと思います。
早速チェックしていきましょう!デザインもかなり凝っていてとてもきれいなボンボンショコラですよね!
緑色のハートのボンボンショコラなんか食べるのがもったいないですし、プリントデザインも丁寧ですのでこれはプレゼントとしては最高だと思います。
気になるのがボンボンショコラにナンバーが振ってあるのですが、左から順番通りではなくランダムに並んでおりますね。これは何か意味があるのかな?食べる順番?それとも商品番号?説明書を見ても記載されていないので最後まで何のためのナンバーなのか分かりませんでした^^;
一つずつ並べて見ましたが、かなり作りが凝っているのわかりますね~これだけ並べてみると壮観です!
まずはどれから食べてみようかな?迷ってしまいますね~!!
No.1 ブーケドアマンド
とりあえず順番通りに食べてみようかな♪ まずはNo.1のブーケドアマンドから行ってみましょう!
2つに割ってみようと思ったのですが、かなり固かったので割った瞬間に粉々に砕けてしまいましたw でも中身を見るまでもなく大粒のアーモンドが上に乗せてあるので、味わいは想像できますが、本当に美しいボンボンショコラですよね。マンディアンを思わせるようなデザインで、一口で食べてしまうのがもったいなく感じます。
ビターチョコレートの苦味にアーモンドの香ばしさとストロベリーの風味、キャラメルのコクが合わさった複雑な味わいのボンボンショコラです。そんなに甘さが強くないので食べやすいですね。
No.2 ラムレーズン
No.1と比べても引けをとらないくらい美しいボンボンショコラですね。チョコレート色に紫のツブツブでレーズンのずっしりした黒さが印象的なボンボンショコラです。名前の通りラムレーズンを使ったボンボンショコラですが、こちらにはアルコールが入っているので、小さい子には食べさせられませんね~!
マンディアンを思わせるボンボンショコラですが、レーズンがいいアクセントになっていて美味しいボンボンショコラです。ラム酒が入っているとのことですが、そこまでアルコールを感じないので、風味付けという感じです。紫のツブツブは着色した砂糖菓子のようでした。酸っぱい感じがするのかと思いましたがそうではないようですね。
No.3 カカオビター
ゴンチャロフの「G」がプリントされているボンボンショコラですね。取り出した瞬間から香る香ばしいカカオの香りがたまりません~!
名前の通りの味わいなのかまずは2つに割ってみましょう。
食べるまで冷やしていたので、結構固かったのですが、カカオ73%というだけあって本当にいい香りが立ち上ります。
味わいは苦味が際立ちますが、甘さもしっかり感じられるので美味しいボンボンショコラです。カカオニブも入っているのですが、量が多くないのでサクサク感を演出しているというよりもサプライズ的な要因だと思いますね。
No.4 白ワインショコラ
プリントされているブドウを見ても分かる通り、このボンボンショコラには白ワインが使用されていて、アルコール度数2.3%のワインが入っております。なのでワイン好きにはたまりませんが、運転している人は駄目ですよ!
でも見た感じ、ホワイトチョコレートに白ワインってことなんでしょうが、果たして白ワインとホワイトチョコレートって合うんでしょうか?
アルコール入りボンボンショコラだと分かっていても、この味わいは結構新鮮ですね。口に入れた瞬間にワインのいい香りが広がってアルコールも強めなので大人のボンボンショコラです。ホワイトチョコレートが苦手な方でも大丈夫なくらい爽やかなボンボンショコラだと思います。
No.5 オレンジビター
次はこのシマシマのボンボンショコラを試してみましょう。名前にはオレンジビターと書かれているので、オレンジピューレでも使っているのかな?
見た目から硬そうなイメージが合ったのですが、ナイフを入れるとすっと入るくらいやや柔らかめになっておりました。ビターチョコレートのいい香りがして、オレンジともあっていて食欲をそそりますね。
苦味もあって甘さ控えめなのでよりオレンジの風味を強く感じられます。センターにガナッシュは使っていないのでゆっくり口の中で溶かしながら食べるとより一層楽しめますね。
No.6 ゆずキャラメル
ゆずを使ったボンボンショコラは何度も試してきましたが、ゆずとキャラメルの組み合わせは初かもしれません。果たしてゆずにキャラメルの風味が合うのかな?
結構、意外な組み合わせで、これも面白いボンボンショコラです。ゆずとキャラメルって意外と合うんですね~ゆずの風味が全体的に感じられるのですが、味わいはキャラメルなので日本ならではというボンボンショコラです。甘さは控えめなのでこれならもう一つ食べたいくらいです。
No.7 アップルティー
これも変わり種のアップルティーです。食べる前からアップルティーのいい香りがしております。
でも使っているチョコレートはミルクチョコレートなので、甘めのアップルティーになっているのかな?
アップルティーのフレーバーがいいですね~。ミルクチョコレートの甘さもしっかり感じられますが、アップルティーの味わいと香りがチョコレートの風味と合わさってより一層美味しく感じます。意外と合うんですね~
No.8 コンフィチュールショコラ(カシス)
このあたりでちょっと舌の上をさっぱりさせたチョコレートが食べたいと思っていたので、カシスのチョコレートはいいタイミングですね~!
コンフィチュールってフランス語でジャムを意味する言葉ですが、実際は違うようで、フルーツ果汁だけを煮詰めたあとに果肉を漬け込むものがコンフィチュールです。果たしてどんなふうにボンボンショコラになっているのでしょうか?
これは嬉しい溢れ具合ですね~!!カシスのソースがたっぷり入っていて、甘酸っぱく爽やかなボンボンショコラです。カシスの他にブルーベリーのリキュールも入っているのでコクが合って爽やかなソースがたまりません!本当は割らずに一口で口の中に放り込むのがいいんでしょうが、その時の溢れ具合は最高でしょうね。
No.9 クリスピーアーモンドガナッシュ
これも面白くて可愛いデザインですね。この丸っこい上に乗っているものは何でしょうか?これがクリスピーなのかな?二色あるので不思議な色合いですね。
甘さがしっかり感じられるボンボンショコラで、アーモンドの風味が強いですね。上に丸い粒だけを食べてみたのですが、サクサクした食感でこれがクリスピーガナッシュなんですね。
こちらもしっかり甘さが感じられるように一粒一粒丁寧に作り込まれているのがわかりました。
No.10 カフェラテ
神戸にはおしゃれなお店が沢山あるので、このチョコレートもカフェをイメージしたボンボンショコラなのでしょうか?チョコレートの上に乗っている白い粒はなんでしょう?気になりますね。
名前の通りコーヒーの風味のガナッシュが入っていておりますが、エスプレッソのような風味ではなく淹れたてのコーヒーのような風味です。白い粒はニブシュガーというもので始めて食べましたが、ザクザクした砂糖という感じです。ただ全体的にソラジロウはちょっと苦手なボンボンショコラです^^; このコーヒーのフレーバーが好き嫌いがを分けるかもしれません。
No.11 ヘーゼルガナッシュ
これも面白いデザインのボンボンショコラですね。恐竜の卵というか怪しい果物というか、この黄色のラインが不思議さを倍増させております。でもどうやって作っているんでしょうね。
チョコレートの上に黄色のラインが走っているだけではなくて、しっかり黄色のラインとチョコレートの境目が分かれております。不思議なボンボンショコラです。
ビエモンテ産のヘーゼルナッツをペーストにしてたっぷりセンターに収めてあるだけあってすごく風味が良くて味わい深いボンボンショコラになっております。
中身を割ってもオレンジ色のラインがしっかり見えますよね。着色したチョコレートが練り込んであり手の混んだ設計です。
No.12 フランボワーズショコラ
さてメインディッシュが登場しましたよ~!このハートは本当に見事なデザインで可愛いのでインスタ映しそう~。白い点がないと田舎っぽいですが、白い点が入ると赤がより一層際立ちます。でも味わいは別問題!中身はどうなっているのでしょうか。
赤いのは表面だけのようですね。フランボワーズの甘酸っぱい風味が割った瞬間に立ち上ってきます。全体的にホワイトチョコレートで作られているので甘さもミルク感も強いボンボンショコラですね。
ただホワイトチョコレートが苦手な方にはちょっとクドいかもしれませんね。フランボワーズがもっと強めならこのホワイトチョコレートでもいいと思いますが、このボンボンショコラではホワイトチョコレートが圧倒的に前にいますので、もうちょっと控えめになってくれると美味しいと思います。
No.13 シトロンパッション
メイン2品目の登場です!惑星のような宝石のような美しいコントラストとデザインですね。食べるのがもったいない感じがしますが、ここはしっかり味わうことにします。
No.12のフランボワーズショコラがホワイトチョコレートだったので、No.13のシトロンパッションもホワイトチョコレート。完全に食べる順番を間違えてしまいました!
いくらチョコマニアのソラジロウでも2品続けてホワイトチョコレートだとちょっとクドく感じてしまいます。痛恨のミス!!
ただレモンとパッションフルーツのガナッシュを使っているとのことですが、酸味はそこまで強くありませんね。レモンの風味が感じられるホワイトチョコレートと言った感じです。もう少し酸味がしっかり感じられたらいいんですけどね。
No.14 マールドシャンパーニュショコラ
ホワイトチョコレート2連続だったので、このあたりで舌をリセットしたいですね~っと思ったらシャンパン入のボンボンショコラなんて、さすがゴンチャロフです。こういうのを待っていたんですよ♪
ビターチョコレートのほろ苦さとシャンパンの風味が合わさって、まさに大人の味わいと行った感じです。ホワイトチョコレートの甘さとは対象的な感じがいいですね。甘さ控えめですが、欲を言えばもっとシャンパンの風味が強くてもいいんじゃないかと思いました。このボンボンショコラもアルコール度数2.3%が表記されているので運転しながら食べては駄目ですよ~!!
No.15 リッチ塩バニラ
最後にこのリッチ塩バニラで締めましょう!デザインも多角形で宝石のような美しいボンボンショコラですね。写真ではわかりにくいですが、チョコレートの上に何か紫色のパウダーが降り掛かっております。これはなんだろう?
ほんのり塩味が感じられるホワイトチョコレートにビターチョコレートのシェルが面白い組み合わせです。バニラの風味はそこまで強く感じられませんが、もっとバニラ感を強くすると塩味と喧嘩するかもしれませんので、このくらいのバランスがちょうどいいのかもしれません。最近のチョコレート業界では旨味を取り入れたチョコレートが数多くあるので、この塩バニラも本当に美味しいボンボンショコラだと思いました。
まとめ
今回、神戸旅行で購入したチョコレート「ブーケ ド ショコラ デセール」15個入りでしたが、いかがだったでしょうか?
もちろんゴンチャロフではアルコールが入っていないボンボンショコラもありますので、アルコールが苦手な方でも十分楽しめるラインナップになっております。
ただ今回残念だったのが、ホワイトチョコレートです。ソラジロウが苦手ということもあるのですが、ちょっとホワイトチョコレートがクドいように感じられてしまい、その点を改善していただければもっと美味しいボンボンショコラになると思いました。
食べる順番もあったのかもしれませんが、取扱説明書にその点を記載していただければ、親切かな~?と思った次第です。今度はアルコールが入っていないチョコレートを試してみたいと思いますね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。