もぐもぐ。ソラジロウです。
皆様は「フレディレック・カッセル」というブランドをご存知でしょうか?
チョコレート検定を受けたことがある人なら誰でも覚える有名ブランドなのですが、日本では銀座三越にしか直営店がなく、あまり知らない人も少なくありません。
そんなフレディレック・カッセルがサロン・デュ・ショコラに出店していて迷わず購入させていただきました。今回はフレディレック・カッセルのこだわりが見える「デグヴェルト」をご紹介させていただきます。
フレディレック・カッセル「デグヴェルト」をチェック!
フレデリック・カッセルは、パリ郊外の深い森に囲まれた古都フォンテーヌブローに店とアトリエを構えるフランスでは誰もが知る超有名店です。
フランスで最も輝くショコラティエの1人で、世界最高レベルの菓子職人が集まるルレ・デセールの会長に若干36歳にして就任、現在に至っています。
フレディレック・カッセルが作り出すショコラは、自由な創造力と才能、こだわり抜いた素材と厳格な仕事から、「最高のショコラ」と呼ばれ、他のブランドのシェフ達が勉強に訪れるほど。
そんなフレディレック・カッセルがサロン・デュ・ショコラで購入できるなら迷うはずありません。
デグヴェルトをチェック
今回購入したショコラは、【フレデリック・カッセル】デクヴェルトという2019年新作ボンボンショコラとなります。
カカオにこだわっているフレディレック・カッセルがドミニカ共和国産カカオを用いて、テロワールによる香りや味わいの違いを楽しむための、まさにチョコマニアのためのショコラとなります。
箱のデザインもシンプルですし、プレゼントと言うよりは自分で楽しむためのチョコレートという印象を受けますね。でもこういったパッケージは美味しいチョコレートの共通点だったりするんですよね。
原材料をチェック
原材料をチェックしていきましょう。
見ていただくと、使っている原材料は本当に少なく余計なものを一切入れていないということがよく分かると思います。
マンゴーピューレやパッションフルーツなど他のブランドでも使っている材料も見えますが、材料一つ一つを厳選しまくっていると思うと襟を正して食べないと無礼に当たりそうですw
製造者は株式会社レイジースーザンというところですが、フレディレック・カッセルの日本の窓口的な会社で、オンラインショップ日本版もこの会社が行っております。
ちなみに価格は6粒入りで3,024円(税込み)でした。
フレデリック・カッセル デグヴェルトの中身をチェック
それでは世界的ショコラティエでもありパティシエでもあるフレデリック・カッセルが作り出すボンボンショコラをチェックしていきましょう。オ~プン!!!
これはモダンで美しいムダのないデザインですね~
でもそれよりも真っ先にカカオの芳醇な香りが一気に広がるようで、とてもいい香りが漂っております。
デザインよりも香りにやられてしまったソラジロウですが、このチョコレートはとんでもない感じがビシビシ伝わってきますね。
もしかすると一箱じゃもの足りなくなってしまうのではw
タイノリ
まずは左から順番に食べてみたいと思います。
名前は「タイノリ」という名前のショコラですが、フランス語なのかな?
日本人からすると海産物のようなショコラの名前ですねw
説明文を見ると柑橘系の酸味にアーモンドのような香ばしさ。とてもシンプルなガナッシュショコラと記載されております。
フレデリック・カッセル氏の「シンプルなガナッシュショコラ」とはどんなものなんでしょうか?
こんなに複雑で奥深いガナッシュショコラを食べるのは、初めてかもと思うくらい凄いですね。
まず食べた瞬間に、一瞬で溶けてなくなるくらいガナッシュが滑らかで、苦味もちょうどいいし、何よりカカオの焙煎した香ばしさを口の中いっぱいに感じることが出来ます。
食べ終わる頃に柑橘系の酸味が追いかけてくるので、後味がさっぱりして次のショコラへ手が伸びてしまう手助けをしているようです。
これは旨すぎだろw 確かにレベルが違います!
ロマ・ソダヴェント
次はこの赤いロマ・ソダヴェントを食べてみましょう。
先程のチョコレートのそうだったのですが、こちらのチョコレートにはドミニカ共和国産カカオが64%使用されております。
こちらのボンボンショコラもガナッシュショコラですが、こちらのポイントは「熟したフルーツのアロマと繊細なトースト香」と記載されております。
ソラジロウには味の想像すらつきません(T_T)
食べてみると、先程のタイノリには柑橘系の酸味があったのに対し、こちらのロマ・ソダヴェントにはカカオ特有の渋みを感じることが出来ます。
食べ進めるとカカオの濃厚な旨味をしっかり感じることが出来、食べ終わってからも暫くの間、カカオの旨味に酔いしれることが出来ます。
何か飲み物を飲みたいという感情は全くないですね~むしろ勿体無いと考えてしまうほどです。これは完全にチョコマニア向けですね~♪
デグヴェルト
次は商品名にもなっているボンボンショコラ「デグヴェルト」です。
こちらのチョコレートにはカカオ66%配合されているので、今度も重厚なチョコレートを楽しめそうですね~
このボンボンショコラもガナッシュが入っているのですが、黄色い果実を思わせるフルーティーな味わいが特徴らしいです。これも想像つきません(T_T)
食べてみると、説明書きに書いてあった黄色い果実を思わせるような味の組み立てとは思いませんでしたが、ものすごく美味しいボンボンショコラであることはすぐ分かりました。
舌の上がひんやり感じるほど、滑らかでサラリとしていて、極上のチョコレートを液状にしたような感覚を覚えるほどあっと言う間に口の中から消えてしまいます。
カカオが66%も含まれているのに苦味をそんなに感じることはなく、渋みも穏やかなので食べやすいボンボンショコラです。でもとにかく溜息が出るほど美味い・・!
デグヴェルト・パッション
今度はパッションフルーツを使ったボンボンショコラ「デグヴェルト・パッション」を試してみましょう。
こちらのチョコレートにはカカオ60%が入っているので、ビターなチョコレートとパッションフルーツの組み合わせが楽しみですね。
ここまでのチョコレートを食べてみて、驚嘆するくらい美味しいので、このチョコレートもしっかり味わってみます。
これですよ!これこれ~!!
パッションフルーツの酸味と果実感がしっかり味わえるショコラです。
パッションフルーツはこれくらいしっかり感じたほうが美味いに決まっております♪
でもパッションフルーツが全面に出すぎているわけではなく、その後ろにカカオを感じることが出来るので味がぼやけていないのです。
普通ならどちらかが強すぎるということがよくあるのですが、これには全くそれがないですね。凄すぎるだろ・・・
バイベ
次のショコラはカカオ46%配合のミルクチョコレートを使ったボンボンショコラとなります。
ここに来てミルクチョコレートのボンボンショコラを投入してくるとは、さすがフレデリック・カッセルですね。
このショコラのポイントは酸味と繊細な苦味、ナッティーなアロマを楽しんでいただきたいとのことで、ミルクチョコレートで苦味??興味津々です。
これもウマすぎ!!!
生キャラメルのような感じですが、しっかり苦味も渋みも感じられるミルクチョコレートになっております。
なので甘ったるくなくしつこさもありません。変なミルクチョコレートだとただただ甘ったるいだけというものもあったりしますが、これにはそれが全くありません。
むしろ苦味や渋味をちょっと感じることによってミルクチョコレートが際立つ感じがします。それでいて複雑な味わいを作り出しているので、これはもう一つ食べたいな~(´・ω・`)
バイベ・マンゴー
あっと言う間に最後の一粒になってしまいました。
先程のミルクチョコレートにマンゴーをプラスしたバイベ・マンゴーで名残惜しいですが締めたいと思います。
こちらのチョコレートもカカオ46%使用しておりますので、先程の感動にマンゴーで驚かせてくれることでしょう。楽しみですね~♪
これはヤバイだろ!!!こんなに美味いショコラはなかなかないぞ!
まずマンゴーの味わいが来るのですが、しっかり果実感を感じ取ることが出来ます。
まるで先程マンゴーのジュースを投入しました!と言わんばかりのフレッシュさです。これは凄すぎます。
そんなマンゴー入りガナッシュがたっぷり入っていて、それだけでもソラジロウは十分幸せなんですが、そこに先程のミルクチョコレートが合わさるので文句の付け所がありません♪
本当に美味しいのでソラジロウ降参です!参りましたm(_ _)m
フレデリック・カッセル デグヴェルトのまとめ
今までソラジロウが食べてきたチョコレートの中で、トップ3に入るくらいフレデリック・カッセルのチョコレートは本当に美味しかったです。
確かにルレ・デセール会長にして、世界的なトップパティシエです。参りましたm(_ _)m
芳醇なカカオの香りとこだわり抜いた食材で作り出されるボンボンショコラは是非一度でいいから食べてもらいたい美味しさです。
値段はちょっとお高めですが、きっと驚愕すること間違いなしなので、騙されたと思って食べてみてください。ソラジロウはもう一つ注文させていただきます♪ ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。