もぐもぐ。ソラジロウです。
サロン・デュ・ショコラで購入したチョコレートで冷蔵庫の中が混乱しておりますが、その中でもジャン=ポール・エヴァンのチョコレートだけは他のブランドとはデザインも違うのでかなり目立っております。
今回はそんなサロン・デュ・ショコラ限定フレーバーを詰め込んだ、バレンタインボンボンショコラをチェックしていきたいと思います。
サロン・デュ・ショコラ限定 ジャン=ポール・エヴァン バレンタインボンボンショコラをチェック!
今回サロン・デュ・ショコラで購入したジャン=ポールエヴァンのボンボンショコラは、サロン・デュ・ショコラ2019のために作られたオリジナルパッケージとフレーバーを詰め込んだ限定ショコラで、ソラジロウもカタログを見ているときから狙っていたボンボンショコラでした。
今回のサロン・デュ・ショコラ限定ボンボンショコラのテーマは「旅すること」
限定のパッケージに描かれているのは想像上の<愛の島>だそうで、ジャン=ポール・エヴァンは、17世紀の「カルトデュタンドル(恋愛地図)」や、ルーヴル美術館にあるヴァトーの『シテール島の巡礼』にインスピレーションを得て、このモチーフを選んだそうです。
旅で出会ったカカオや素材、思い出から着想を得た特別なショコラが並ぶまさに理想郷です。
ジャン=ポール・エヴァンのショコラを購入すると必ず付いてくるこのペンダント
今回は相当気合が入っているのかゴールドになっておりました!いつもはシルバーなのに凄いですね~
相当な気合が入ったジャン=ポール・エヴァンのボンボンショコラですが、ケーキもスイーツも本当に美味しいので、楽しみですね!
まずは原材料をチェックしていきましょう。
購入したときから文字がかすれていたのですが、よく見てみると原材料名の最初にカカオマスが出ていますね~
高級なショコラや、ハイカカオチョコレートは原材料名の最初がカカオマスやチョコレートの材料になっていることが多いので、ジャン=ポール・エヴァンのショコラもたっぷりカカオを使ったショコラということになります。
その他を見ているとオレンジジュースやコショウなんかも見えておりますね。
刺激的なボンボンショコラということでしょうか?これは楽しみです♪
ジャン=ポール・エヴァン サロン・デュ・ショコラ限定ショコラの中身は?
さて気になるボンボンショコラをチェックしていきましょう。
今回はサロン・デュ・ショコラのためだけに用意されたボンボンショコラもあるので、本当に楽しみです。
パッション
まずはこのパッションから食べてみましょう。
このフレーバーはサロン・デュ・ショコラ2019のためだけに作られたフレーバーです。
使っているカカオはマダガスカル産でビターチョコレートをふんだんに使っているそうなんですが、どこにパッションを感じるのかな?w
まず香りはジャン=ポール・エヴァン特有の酸味のきいたビターなカカオの香りで、甘さも控えですが、ほんのり甘さを感じさせてくれます。
ただただ苦いだけではなく、奥深くて広がりがある心地よい苦味なので、これがジャン=ポール・エヴァンの真骨頂という感じですね。
カライブ
次はカライブです。どこの言葉かわかりませんが、見た感じビターチョコレートの真髄という感じの風格がありますね。
香りもとても幸せなカカオの香りで、いつまでも嗅いでいたいです~!!
先程のパッションよりも酸味は強くないので、どんなフレーバーなのか楽しみですね。
パッションよりも、もっとマイルドで爽やかなビターチョコレートですね。
苦さも丁度いいですし、甘さよりもチョコレートの旨さのほうが勝つという珍しいボンボンショコラです。
上質なカカオを楽しむためのショコラという感じですね。これはマジで美味い!!
ブレジル
ブラジルではなくブレジル
でも使っているカカオはブラジル産w
う~む。語学力が殆ど無いソラジロウには意味不明ですw
こちらのボンボンショコラもビターチョコレートを使用したものとなっておりますので、様々なカカオを楽しめる今回のパッケージはチョコマニアにとってとても有り難いですね。
苦さというよりも、ちょっと渋さを感じますね。
香りは先程食べた2つよりも低いのですが、舌の上に残る渋さと苦さ、それに芳醇な甘さが何とも言えない旨さとなっております。
ビターチョコレートだけでこんなにも味わいが違うなんて、ジャン=ポール・エヴァンは凄いブランドですね。
クール レ ルージュ
ハートの形が可愛いボンボンショコラですが、今回のパッケージにはハートの形が2つはいっていて、デザインそのものは何も変わりません。
変わるのはハートの台座になっているチョコレートです。
こちらは色合いからしてミルクチョコレートですが、中身はどうなっているんでしょうか?
アーモンドのプラリネなんですが、ちょっと刺激的な味わいがちょっとだけ感じます。
感じるか感じないかのギリギリのラインなのですが、原材料を調べてみるとフルールドゥセル(塩の花)とティムットペッパーというネパールに自生しているペッパーを使用しているとの頃なので、旨さと刺激が加わったショコラということになりますね。
塩味プラリネは味わったことがあるのですが、チョコレートにあうコショウがあるなんて勉強になります。
トロワ オランジュ
次はジャン=ポール・エヴァンのプリントされているボンボンショコラを試してみましょう。
オランジュということは、オレンジ風味のボンボンショコラということですね。
でも普通のボンボンショコラじゃないんでしょ?w 分かっていますよ~♪
オレンジ風味のビターチョコレートガナッシュが美味しい~!!
でもオレンジの香りはそこまで強くなく、あくまでもカカオの引き立て役に徹しているあたりが奥ゆかしい
とても上品で心地が良いオランジュだと思います。これはもう一個食べたい!
クール ノワール ルージュ
次はハートの形のクールノワールルージュです。
台座がビターチョコレートになっているので、甘くないハートのショコラなんでしょうかw
でもジャン=ポール・エヴァンのビターチョコレートは本当に美味しいので、日本人のチョコレートに対する概念を変えたという話も信じられますね。
このプラリネも塩っけがあって美味しいですね~
ただの塩ではなく燻製塩を使ってプラリネを作っているのですが、旨味があって濃厚でとても美味しいです。
ヘーゼルナッツのプラリネに旨塩を混ぜて作る方法はこれからもっと流行りそうですね。
ティムット
ティムットに使われているカカオはペルー産です。
ちなみに今思ったのですが、ボンボンショコラに使われているカラーリング色と国は特に関係ないみたいですね。
こちらのボンボンショコラも今まで嗅いだことがないカカオの香りがします。
ペルー産のカカオは酸味も渋みも苦さも強めですね。
でも強すぎることがないので、気になるほどではありません。
特に酸味と渋味はペルー産のカカオの特徴なんでしょうね。とても滑らかなガナッシュなので甘さ控えめでも甘さを感じてしまいます。
滑らかなガナッシュは舌を騙すことも出来るんですね~
ジェンム
今度も挑戦的なボンボンショコラですよ~
何と中国茶を使用したボンボンショコラというのです。
紅茶を使用したボンボンショコラはたくさんありましたが、中国茶ははじめてのケースです。
どんなフレーバーになっているのか興味津々ですね。
香りは燻製の香りが強いですね。
中国茶を燻製にしてガナッシュの中に入れ込んでいるんですが、これは賛否両論あるフレーバーです。
燻製が苦手な方にはちょっとおすすめできないくらい燻製香を感じます。
カカオの香りや中国茶の香りではなく、燻製の香りがするボンボンショコラと思っていただければいいと思います。
ノワゼット
ノワゼットも今回のサロン・デュ・ショコラのために作られたボンボンショコラです。
使用しているカカオはベネズエラ産で、こちらもカカオを楽しむために敢えて余計な小細工はしていないとのこと。
ふむふむ。最後のショコラにふさわしい味わいなのかチェックです!!
酸味や渋みはそこまで強くないのですが、焙煎したときの香ばしさをしっかり感じることが出来るフレーバーになっております。
今まで食べたチョコレートの中で、一番チョコレートらしいカカオって感じがしますね。
日本人にはこれが一番食べやすいカカオかもしれません。でもソラジロウはこのベネズエラ産のボンボンショコラが一番好きですね。
ジャン=ポール・エヴァン サロン・デュ・ショコラ限定ボンボンショコラまとめ
ジャン=ポール・エヴァンのボンボンショコラ、本当に美味しかったです。
苦味、渋み、甘み、旨味。それに香辛料の刺激に塩の旨味。どれを取ってもジャン=ポール・エヴァンだな~と感じてしまうボンボンショコラばかりでした。
悔しいのがサロン・デュ・ショコラ限定フレーバーなので、店舗に行ってもまた食べることが出来ないのが残念ですが、これ以外にも通常版ボンボンショコラがありますので、時間を作って食べに行きたいと思います。
皆様も各国のカカオを食べ比べ出来るジャン=ポール・エヴァンのボンボンショコラを是非試してみてください。特にチョコレート検定を受験される方は勉強になるともいますよ。おすすめです~!
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。