もぐもぐ。ソラジロウです。
チョコレートを食べ続けていると、抹茶が食べたい!和素材を使ったチョコレートが食べたい!と欲求不満になることがありますw
でも本当に美味しい抹茶チョコレートを探すのは結構難しいのですが、今回はサロン・デュ・ショコラ2019に出店していた京都宇治総本家「辻利」の抹茶ショコラを手に入れることが出来ましたので、早速チェックしていきたいと思います。
抹茶の老舗「辻利」が作る本格抹茶ボンボンショコラ

出典:辻利
京都 宇治に本店を構える「辻利」は抹茶の世界では知らないものはいないほどの名店です。
創業は1860年、幕末動乱のなか、宇治の茶師達は徳川幕府の庇護を失い、宇治の茶園は荒廃の一途をたどっていたのですが、その様子を憂いた辻利の創業者 辻利右衛門(当時17歳)は、茶畑3反と大門の土地が売りに出たのを買い取り辻利を創業したのが始まりです。
抹茶に詳しくなくても、このパッケージは見たことある方いらっしゃるのではないでしょうか?
辻利では、“こだわりのお茶づくし”をテーマに、幅広い茶の商品ラインアップを用意しているのですが、ショコラもその中にあったりするのです。
実際に店舗もあって、東京、京都、大阪へ行けば直接抹茶スイーツを堪能することも出来るのですが、そんな辻利がまさかサロン・デュ・ショコラへ出店するとは!ソラジロウもびっくりです。
購入したボンボンショコラをチェック!
それでは早速ご覧になっていただきます!今回購入したボンボンショコラはこちらです~!
何だか明治維新後の文明開化を思わせるようなデザインですね。
サロン・デュ・ショコラは世界的なイベントでもありますから、海外の方が見てもわかるように「TSUJIRI」と記載されておりますね。
原材料をチェックしていきましょう。
さすが辻利!和素材がたくさん入っておりますね。
ユズに練りごま、山椒パウダーなんてものもあります。どんなフレーバーになるのかちょっとワクワクですね♪
海外のブランドも日本の和素材は大注目なので、辻利のボンボンショコラはある意味注目の的になるのではないでしょうか?
辻利のボンボンショコラの中身は?
さて気になるボンボンショコラですが、その中身はこちらになります~!!
おぉ~!!美しい色合いですね~!
特に抹茶色は流石といった感じですm(_ _)m
惑星のように美しいボンボンショコラもありますので、どんなフレーバーになっているのか興味津々です。
美しいものを食べるときってワクワクしますよね♪ 早速頂いていきましょう!
濃い茶
まずはこのボンボンショコラから行ってみましょう~♪
名前が「濃い茶」と書いてありますが、単純すぎて笑ってしまいました。
さぞかし濃いお茶なんだと思いますが、抹茶と名乗っていないところが気になります。
それでは一口パクリ♪
ふむふむ。大変上品な抹茶チョコレートですね。
思ったよりも濃くないので、ソラジロウ的にはもっとお茶を全面に出していいと思いますが
お茶の苦さと渋さをしっかり感じることが出来ますので、抹茶好きなら納得の一品だと思います。
一番茶を石臼で挽いて、ガナッシュとしているのでホワイトチョコレートの美味しさとも合わさって美味しいショコラになっておりますね。
山椒
大変美しいボンボンショコラですが、名前が山椒となっております。
以前、ソラジロウも花山椒をチョコレートと合わせて食べたことがあるのですが、お世辞にも美味しいものとは言えませんでした^^;
京都はスイーツも有名ですが、一味唐辛子や山椒も有名ですので、このチョコレートも京都産の山椒を使った刺激のあるチョコレートなんでしょうか?
しっかり山椒の香りと味わいを感じることが出来ます!
でも辛い!!というわけではなく、ホワイトチョコレートの美味しさを後押しするような位置付けにあって、甘さを引き締めるような働きを持っております。
山椒入りのチョコレートがこんなに美味しいなんて、これはちょっと意外でした!!結構、美味いぞ♪
さくら苺
次はさくら苺を食べてみましょう。
上に乗っている赤いドライフルーツは苺なんですが、ボンボンショコラ全体から桜の香りをしっかり感じることが出来ます。
桜餅のような香りで、何だか懐かしさもありますね。
辻利は和菓子も美味しいので、桜の香りを出すのは朝飯前という感じでしょうか。
抹茶の渋みと桜の香りにちょっと塩っけを感じるガナッシュが美味しいですね~
塩漬けの桜の葉を練り込んであるのかな?これも美味いぞ♪
ただ苺は上のトッピングだけのようなので、それがちょっと残念ですね。
黒糖
黒糖もよく考えてみれば日本の和素材ですよね。
黒蜜を作るのも黒糖がなければ始まりませんし、辻利ではわらび餅も作っているので黒糖がまずい訳ありません!
中身をチェックしてみると二層構造になっており、黒糖は下層に陣取っております。
上層の抹茶のガナッシュがちょっと渋めにできているので、黒糖の甘さが余計に引き立ちますね。
風味も完全に黒糖なので、名前負けしない感じがさすが辻利という風格です。
プラリネ胡麻
これは見た目でもすぐ分かる通りゴマのボンボンショコラですね。
ゴマを使ったボンボンショコラはたくさんありますが、それと抹茶がどのように組み合わさるのか楽しみです。
こちらも二層構造になっているのですが、ゴマのいい香りがたまりません~!
練りごまとゴマをブレンドしてプラリネを作っていると思うのですが、ゴマが強すぎないので抹茶の旨さと合わさって飽きない美味しさになっております。
ゴマがサクサクしているので、食感も楽しめていいですね~濃厚で満足感があってこれも好きです。
ゆず
最後はゆずで締めたいと思います。
あっと言う間に食べてしまった辻利のボンボンショコラですが、最後の最後まで和素材に拘っているのがいいですね~
ゆずも和素材で、世界からも注目されているフレーバーなので、抹茶と合わさるとどうなるのか楽しみです。
ゆずの爽やかな風味がチョコレートをさっぱりさせますね。
ちょっとだけ酸っぱさもあるので、今まで食べてきたチョコレートの甘さを洗い流すような感じに思えます。
それでいてビターチョコレートの苦さと抹茶の渋さ、苦さもあって大人の抹茶ショコラという感じです。
これも美味いな~!もう一個食べたかった(T_T)
辻利 ボンボンショコラのまとめ
初めて辻利のボンボンショコラを食べましたが、完成度の高さに結構びっくりしました。
こんなに美味しいならもう一個別で買っておけばよかった(T_T) そう思うくらい味わいも独特で飽きが来ないショコラで面白かったです。
抹茶の美味しさがしっかり味わえるので、もし本格的な抹茶ボンボンショコラが食べたくなったら辻利へ~!と行きたいところですが、時期的な問題があるのかオンラインストアではボンボンショコラは販売されておりません。
サロン・デュ・ショコラ限定のボンボンショコラだったのかもしれないので、次回食べられるのは来年になるかも・・・でも他のスイーツも本当に美味しいので、気になった方は是非足を運んでみてくださいね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。